問題

お金をかけた遊びをする場をカジノといい、それをインターネットを介して提供しているサイトをオンラインカジノといいます。こうした娯楽を提供しているものに共通の悪質さが付きまとっているのも現実です。

つまり、不当なプログラムを使い「勝たせない」、払い戻しに応じず「払わない」、顧客情報を洩らしたり、搾取したりする「個人情報の悪用」といった犯罪行為があるということです。こうした悪用カジノは残念ながら多く存在します。こうなるとオンラインでのカジノは賭け事を楽しむ以前の問題です。サイトを選ぶ時から既に賭けが始まっています。インターネットを利用した悪意もあります。無差別のスパム広告がそれです。スパム広告とは、ブログのコメント欄などに勝手に広告を貼り付けたり、身に覚えのない英文メールが送りつけられてきたりするものです。オンラインカジノと聞いてこの悪質攻撃を思いついてしまう人がいるほど蔓延しています。もちろんこうした悪質なサイトばかりではありません。信用の置けるカジノサイトも存在します。業界としても悪質カジノを追放し、クリーンなイメージを持たせようとする動きもあります。信用あるカジノを選ぶには、ライセンス、ソフトウェア、そして第三者機関の認定などが参考になるでしょう。第三者機関として有名なのがeCOGRA（イーコグラ）です。また、信用あるカジノポータブルサイトの評判もチェックしましょう。そうすればまず安心と言えます。

魅力

インターネットを通じて楽しむカジノをオンラインカジノといいます。日本では賭博行為は法で禁じられています。そのため日本国内に合法的なカジノ（賭博場）は存在しません。オンラインカジノも法的にはグレーゾーンの存在です。とは言え、未だ問題ありとはされていません。

それで個人でオンラインカジノを楽しむ人もいるわけです。その魅力は、まず高いペイアウトともいう還元率にあります。優良カジノだと９５％以上あるところも珍しくはありません。その他のカジノでも９０％以下となることはほとんどありません。日本で出来る賭け事の還元率は競馬、競輪が７５％前後、パチンコ類が８０から９０％前後、宝くじだと５０％前後といわれています。オンラインカジノが高い還元率を誇るのは運営するの為の設備や人員が、規模のわりに少なくて済むからです。他のギャンブルと比較すればその差は圧倒的でしょう。加えてオンラインカジノではボーナスポイントという特徴があります。通常の賭け事では賭ける金額は等価交換です。パチンコで１０００円で購入したものはその１０００円の価値で、他のギャンブルでも同じでしょう。けれどオンラインカジノでは購入価格に加えてチップがもらえる場合があるのです。これがボーナスポイントです。こうしたことで勝ちやすくなるのです。最後に大きなことが一つ。自宅でできることでしょう。なんと言っても気軽で、平常心が保ちやすくなります。もっとも賭け事をやることこそが非日常性の醍醐味でしょうけれど。

運営

オンラインカジノが始まったのは１９９５年ごろのことです。それから１０年余が過ぎ、いまやオンラインカジノは千を超えるほど運営されています。

オンラインカジノサイトは胴元とも言うべきサイトを運営している会社とゲームのソフトを運営会社に供給しているソフトウェアプロバイダー会社、そして運営会社と客のお金のやり取りを管理している決済会社で運営されています。運営会社はジブラルタル、マルタ、マン島といった各国政府からカジノを運営する免許としてライセンスを発行してもらっています。それに基づき運営しています。このライセンスのあるなしはサイトの信用にも関わるものです。日本は賭博行為を禁止しています。そのためライセンスは発行していませんし、運営会社もありません。したがって運営会社は皆海外の会社です。Ｙａｈｏｏや航空業界大手のヴァージングループ、また大手メディアのＢＳｋｙＢグループも参入しています。ソフトウェアプロバイダーはアメリカ、イギリス、スウェーデン、アイルランド、イスラエル、南アフリカなどにあります。運営会社と契約を結び、カジノのゲームソフトを供給しています。このゲームは実際にカジノで供されるものの他、オンラインカジノ独自のものもあります。機械だけではなく他の客と楽しむポーカーもできるようになってきました。加えて最近のゲーム業界の発展と呼応して日々洗練されていくようです。